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「女たちの忠臣蔵」 新歌舞伎座

2012年2月4日土曜日16:30 大阪新歌舞伎座  3階1列32番
キャスト
りく:高島礼子  大石内蔵助:西郷輝彦
つね(瀬左衛門の姉):一路真輝 おけい(松乃屋の女将):中田嘉子
しの(大工・平助の娘):藤田朋子 磯貝十郎左衛門:松村雄基
りえ(間十次郎の妻):熊谷真実間十次郎:丹羽貞仁 
大石瀬左衛門:佐野瑞樹 こと:伊藤みどり 
寺坂吉右衛門:岡本信人 大石主税:東新良和 
細川越中守綱利:長谷川哲夫大工・平助:佐藤B作 
阿くり:高橋恵子

 私は、今回初めて新歌舞伎座に行きました。まず到着して、公演時間を見て長いので驚きました。こんなに長いとは思っていませんでした。第一幕は、16:30-18:05 休憩30分 第二幕は、18:35-20:10でした。新歌舞伎座は、中に食べ物や、出演俳優さんたちのグッズがたくさん販売されていました。

 公演パンフレットは、1,000円でした。公演が始まる前に全部読みました。

 公演を見て、一番印象に残った俳優さんは、間十次郎の妻役の熊谷真実です。迫力もすごくありましたし、四十七士が吉良の首をとって、それを見たいと、屋根伝いに外に出ようとするところは、アクロバティックで、良かったです。最後の死ぬシーンも印象に残りました。

 後は、第一幕最後のシーンで、高島礼子演じるりくが、「本懐をとげられますように」とお祈りするシーンで、井戸から水をくんで、本当に舞台の上で、自分に水をかけていました。この水をかけるシーンでは、客席がどよめきました。

 公演の大道具は、ほんとうに立派なものでした。永代橋のセットも、とてもよかったです。ただ、場面と場面が変わる時に、セットが変わる時間がちょっと長く感じました。また、場面が変わって、演技がはじまっても、その後ろでセットがガタガタと動いている音が聞こえていて、劇の方になかなか集中できませんでした。

 後、好きなシーンは、2月4日のシーンで、しの役の藤田朋子と磯貝十郎左衛門役の松村雄基が、つづみをうちあうシーンです。ここは、お屋敷のシーンから、緞帳が下りずにそのままセットが回転して、お屋敷の中から、お屋敷と塀の外のシーンになります。この回転していくのを見て、本当に大掛かりなセットなのだな、と思いました。

 それから、つね役の一路真輝が、瀬左衛門が死んだと聞かされて、墨で舞台上で文字を書きますが、それもオーと思いました。書くシーンでは、拍手が起こりました。

 場面の最後は、いつも涙、涙のシーンになっていました。

 ただ、劇がすべて終わり、そのままライトが明るくなって、カーテンコールはありませんでした。カーテンコールがない劇は、初めて見ました。

 あらすじとしましては、討ち入り前日の12月13日からスタートし、討ち入り後の永代橋前のシーン、そして2月4日、切腹後となっています。討ち入りのシーンも、切腹のシーンもありません。花道もよく使われていましたので、花道近くの座席のお客さんは良かったのではないかな、と思います。

CD、DVDなど

韓国ミュージカルや劇団四季など

 

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